2010年5月31日月曜日



フェリックス・テオリエの写真展に行きました。駅のポスターに惹かれて行ったのですが、なかなかよかったです。自分の期待としては、大判の魅力みたいなものを感じられたらよかったのにと思っていたのですが、展示されている写真はもっと素朴なもので、100年前のフランスの様子ってこんな風なんだという驚きの方が大きかったです。例えばパリ万博の展示館建設の様子で、工事してるんですがなんというか人力なんですね。田舎の風景は、今のフランスにイメージするようなのとちょっと違って、もっと野生な感じのする風景なんですね。住んでるひとも、なんか汚い。土にまみれた感じなんですね。写真がそういう感じを醸し出しているのかもしれません。明治時代に初めて写真で日本の様子が記録されて、それまでの絵による記録とはちょっと違って、何か土臭いなって思った事がありますが、そんな感じの驚きみたいのがありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿