2009年12月2日水曜日

映画と期待度


ファンタスティックMr.フォックスの公開も待たれるところですが、こちらも気になります。アメリカでは一年近く前に公開になっていて、自分はたまたまブログで存在をしって、日本では公開しないのかと思ってたら2月に公開することが決まっているようでホームページもあります。でも見たら何だかちょっと萎えました。
 やっぱり見る前はあまり情報を入れない方がいいですよね。スターウォーズエピソード1のとき初めてネットで予告編をみてすごく期待が高まって何度も繰り返し見たのをよく覚えています。当時はまだ回線速度が遅かったので見れるまでしばらく待たなければならなかったのですが映像と音がきれいなのにとても驚きました。

2009年11月8日日曜日

gainerテスト

ゲイナー加速度センサ実験 from niwach on Vimeo.


gainerと加速度センサを使って、3Dオブジェクトを操作するプログラムを作りました。プログラミングはprocessingを使い、3Dオブジェクトの読み込みはobjloaderで行いました。反応が遅くて本当にgainerで入力しているのかわかりづらいです。原因はよくわかりません。

標本ができました



とったままで、展翅してなかったのをようやくやり終えました。でもまだまだなれていません。捕まえるときに羽がちぎれてしまったり、軟化が不十分で羽が不自然に広がったりして、でもそれも大切な標本なのですべて標本箱に移しました、しかし美しい標本というには程遠い感じですね。

2009年10月17日土曜日

暗号についての本を読む〜量子物理学について

サイモン・シン『暗号解読(下)』を読みました。上はまだ読んでないですが時系列で書かれているので最近の事情について知りたかった私には(とは言っても原典は1999年だからもう十年以上前(!)の話なんですね(というか1999年が10年以上前っていう事実に驚きなんですが))ちょうど良かったです。章ごとに異なる話題を扱っているので下巻からでも楽しく読めます。特に面白かった部分は、鍵配送という難題について解決を見いだす場面などは、非常にエキサイティングでしたね。それから、話が量子コンピュータを使った暗号の話で、量子コンピュータが実現すれば、完全に解読不可能(理論上、現時点では)な暗号が生まれるんだとかいった話もとても興味深いものがありました。暗号が高度に発達した社会が一体どういうものになるのか考えることにとても興味があります。本の中でも言われていることですが、解読不可能であるということは、それは犯罪を行うためにも強力な道具になるということです。
 あと、この本の素晴らしいのは、量子物理学のような一見難しそうな考え方を非常にわかり安く説明してくれるところです。”シューレディンガーの猫”の話は、ちょっと残酷なたとえ話ですが量子物理学をわかりやすく解説してくれます。そういえば物理好き大学の友人だったか誰かがこの話を興奮気味にしてくれたことがあったのを思い出しました。そのときは確か意味が分からなくて何の興味もわかなかったのですが、今になって見識の甘さこちょっぴり後悔します。
 この前の連休は『トップをねらえ』を見ていました。話がとても面白かったのは言うまでもないですが、おまけの科学講座というのがまた興味をそそる話が多くて楽しかったです。70年代SFブームのときにマニアはこういう話を聞いてわくわくしていたんだろうなと思いを馳せます。その後グレンラガンを見ました。これも楽しめる。そしたら、グレン団がニアを救うためにアンチスパイラルの居場所を突き止めようとする場面があるんですが、なんだかわからないんですが居場所を突き止められるんですね。そのとき生体コンピュータになったロージェノムが量子宇宙がどうのこうのと説明するんですね。僕はそのとき「あっ、あの話(シューレディンガーの猫)だ」と思ったの。

2009年9月30日水曜日

機構学についての本を買う


文系の出で、学問なのかよくわからないのですが、機構学というものがあるそうです。なぜ知ったのかと言うと、最近思うのは今マイクロコンピュータやセンサについてちょっとずつ本とか読みながら、いまやってることをどういう風にしたら面白く形にできるか考えているところで、その材料になると思ったのです。
今やってることを形にする方向は2つあります。ひとつにはパソコン上に仮想的な何か表現するというのが考えられます。これについてはプロセッシングを使ってひとつ作品を作ろうとしているところです。もうひとつは現実的な何かを表現することが考えられます。ものを書いたり音を鳴らしたり光ったり、化学反応をコントロールしたりすること等です。その中で電気によって何かの動きを制御するというのは最も基本的な表現かも知れません。ということで本屋さんを歩き回ったところ(こういうときは本屋さんを散策するといい発見がありますね。あと東急ハンズやホームセンターは用がなくても散策すると発見があってとてもたのしいものです)、機構学というものに出会いました。
【ニコニコ動画】動画で楽しむ!!うんたん機構学 【けいおん!】
動きを見るのも楽しいですし、図を見ながら動きを想像するのも楽しいです。買った本は、どれよりもわかりやすく興味深くて、それでいて初版は明治というので驚きなんです。

2009年8月18日火曜日

安くなっているガンダムのDVD

なんですが、アマゾンで買うとさらに千円弱安くなっているので買いました。というのも最近思うところがあって、ニュータイプがテレパシーで会話したり、一瞬で状況を把握する場面がどの作品にもあると思うんですが、そのときの人物が反転したような色になって、そのときの背景がどんなだったかすごく気になったんですね。たしか何か流氷のような模様でガーンという効果音が似合うような背景だったと思うんですがちょっと定かでない。で気になったのでビデオ屋さんでガンダムの劇場版の2と3を借りてみたんですが、思ってたのと全然違いました。ララーとアムロが理解しあうみたいな場面なんですが、何かキラキラとか波しぶきがあってこんなだったっけと思いました。ちなみにその直後の場面が大好きで、セーラさんやシャアが入り乱れてのめまぐるしいのと、あとララーのヘルメットが割れてカミナリ見たいのが落ちるところはすごく違和感を感じて気になっている部分です。
 僕が初めてガンダムを見たのは、F91で当時劇場でやってたんですけどまだ見に行けなくて友達と一緒に映画館の前の看板を見に行ったことを覚えています。でビデオが出たときにクリスマスプレゼントしてもらったんです。で当時はかっこいいなーと思っていて、いまでもかっこいいと思います。
 つまり買ったのはF91なんですが、というのは気になっているガーンの背景は確かに氷みたいので、F91は確かにそれだった記憶があり、なおかつ近所のビデオ屋さんにおいてなかったからです。で見てみたらやっぱりそのような感じでした。
 で、墨汁を水で溶いたものを歯ブラシで浸して紙に散らしたらうまくそのような効果が現れたのでよかったです。

前に町山さんのテレビのことを書きましたが

その後はあまり自分の興味に合った作品が少ないですね。じぶんは見たり見なかったりしています。ただポッドキャストの方はすごく面白くて、原稿を書いてるときは聞きっぱなしでした。ビデオ屋さんに言ったとき借りようと思うんですがタイトルみんな忘れちゃってるんですね。

大河原邦夫の展示を見に行く

この前大河原邦男の展示を見に行って、すごいなーと思いました。自分が一番注目したのはやっぱり絵をかく技術の高さみたいなところです。書き込み方がしっかりしてて、というのは色の使い方も正しいし、塗り方もはみ出たりとかしてなくて、雰囲気とかでながさないで「きっちり」かいてるといういんしょうです。「アート」が好きな人は逆にそういうところが普通すぎてつまらないと思うかもしれませんね。自分はどう思ったかと言うと、そうやってきっちりと書いたものはやはり単なる絵じゃない作品になってるし、自分もこういう風に書けたらもっと楽しいのにと思います。

 行くまでがとてもあつくて、日光が強くて、帰ったら頭が痛くなりました。

 ほんの最近まで、大河原邦男さんのことは全然知らなくて、なんで知ったかというとケロロ軍曹のテレビを見ていて、キコ・カトヤマという女の子が出ていて、「この変な名前には何かある」と思ったんですね。でインター・ネットで調べたら、どうもカトキ・ハジメという人からとったんだなということがわかりました。でこの人はガンプラの組み立て冊子のモビルスーツのかっこいい解説図とかを書いていて、自分が持ってた奴とかもあって「あーこの絵は小学校のときまねしてかいたことあるなあ」とか思ってまして、でカトキ立ちという言葉があるんだということもわかりました。でもうひとつガワラ立ちというのもあってそれは大河原邦男が書いたほうで、モビルスーツをニンゲンの目線で書いているから迫力があるんだと言うようなこと誰かが書いてました。そういえば最初の頃のガンダムの絵はあじがあっていいよねって思ったなと思ってました。
 ちょうどその頃自分が思ってたのは、もっと人間の目線で普通に絵を書きたいということでした。何かファインダーに収まったような絵ばかりで、大きさとか大きいものでもニンゲンサイズ居合わせてしまってると言うか、頭の中で整理されたような絵になってしまってはいないでしょうか?
 見たものを見たままに、自分がおっきいなーと感じたらその大きさを、広いなーと思ったらその広さを、自分が感じた感覚を素直に各ってことを今自分はしたいと思っていて、だから大河原邦男さんの展示で何かあるかもと思ってたんですが、大きさとかとは別のところで感じるものがありました。
 

ジャック・ペニャ〜テのライブに行けなくて残念だった

ちょっと前にあったんですが、原稿を書かなければならなくてなくなく我慢しました。今一番ライブに行きたいアーティストだったかもしれないと今更ながら思います。特にアルバムの一曲目、生で聞いたらさぞいいだろうなー。
来日自体は知っていたんですが、最初はあんまり乗り気じゃなかったんですね。タイミングが合えば行きたいくらいの。でも広島に行ったときたまたま会った人が行くって言ってて、それを聞いたら急に羨ましくなって行きたいってなったんですけど、もう遅かったですね。そのときには東京帰ったら直帰して続き書かなきゃってことしか考えられなかったのです。

2009年6月15日月曜日

この浮遊感がたまらないです(注目)

ジャックペニャーテの新しいアルバムがもうすぐ発売されます。XLというレーベルからでているのですが、ここの作品は本当に全部いいですね。

Tonight's Today from Matthias Koenigswieser on Vimeo.

2009年5月24日日曜日

『やし酒飲み』を読みました

これは非常にイイ。おすすめです。図書館で何気なくめくってみて、冒頭から一気に惹き付けられました。この「グイグイ惹く感じ」は去年ゴーレムを読んだとき以来の手応えでした。文学の面白さってこういうところなのかなあとおもいます。でも自分でもこの「グイグイ惹く感じ」が一体なんなのかよくわかりません。同じ本でも他の人だと感じなかったりするようなので、おそらく本のないようではなく自分自身に起因するものかと思われます。
というのは、一体話のどの部分にどこにその感じが読み取れるのだろうかと読み返してみてもいまいちわからないんですね。たぶん初見で一番強烈に感じるものなのでしょう。
おそらく自分の中の期待がぐんと高まっていくからではないのだろうかとも思います。

だとすると、逆に作り手のことを考えると、面白い話を作るっていうのは本当に難しいことなのだなと思います。面白い作品を作りたいと思うなら、それをその作品の中に混めるのではなく作品を通して相手の心の中に混めなくてはならないということになるからです。でも今はそんなに小難しく考えなくとも、自分が楽しむことを第一に考えるべきだと自分には言い聞かせます。

さて、無駄話はさておき『やし酒飲み』は本当に面白い話です。

私なりに「ぐいぐい惹く感じ」のひとつの理由を考えてみました。冒頭の部分は非常に素朴な文体で淡々と書かれています。そして淡々としていながら、あるいはしているからこそなのかもしれませんが、まったく先が読めない。私たちは、映画や小説を見るのに慣れっこになってしまって無意識に文脈を読んでしまうと言う悪いくせがついています。ありきたりの文脈を裏切ってくれるから僕は惹き付けられたのかもしれません。

2009年5月17日日曜日

Me+Sci news について


ミーサイニュースは、日本化学未来観の広報誌です。たまたま図書館で手に取って、結構面白いと思ってそのあとも図書館に行くたびに探していたんですが、なかなか新しい号がみあたらなかったので、ネットで調べたら、バックナンバーがダウンロードできるようになってました。書評とかも、興味深いものが多くて軽く目を通す感じで見ても楽しめます。ブルース・チャトゥインの『ソングライン』という本もここの書評で知って読んでるとこなんですが、面白いです。
http://www.miraikan.jst.go.jp/linkage/goodstool/mesci.html

2009年5月9日土曜日

松嶋×町山 未公開映画を観るテレビ

4月は新番組の季節ですね。毎週楽しみにしている番組があると生活にもハリがでるってものです。ドラえもんのクロマキーの話のときに、たしか30巻くらいだったと思うのですが、冒頭の部分でのび太が毎週楽しみにしていた番組「ミケちゃんまん」を観るために走って家に帰る場面があるのですが、そういえば最近はそういうことないなーと思いました。楽しみならビデオとかに撮ればいいやって思うし。
小学生のときには王様のレストランとか毎週楽しみにしてみてた記憶があります。
「松嶋×町山 未公開映画を観るテレビ」はちょっと観ようかなと思う番組です。先々週は「イエスマン」っていう人のことをやってたんだけどすごくおもしろかったです。こんな人がいるんだなーとおもって。町山さんの話も面白いし。東京MXて通販の番組とか多いけどたまに面白い番組やってます。
番組のページ→
町山さんのブログも面白いです。映画が観たくなる!ポッドキャストと合わせてみるといいです。
町山智浩のブログ→

宮崎駿の新作


 モデルグラフィックスで宮崎駿の雑想ノート「風立ちぬ」が連載されています。別に宮崎駿だからってわけじゃなく、「ふーんこんなことがあったんだ」という感じで楽しめる話です。あとその時代観というか世界観が読み取れるから入り込みやすいのかなと思いました。
 最近思ったのが、その時代にどういうものがあったのかっていうのが少なからずその時代の人の考え方や行動に影響してるんじゃないかと思います。例えばネットがない時代の人は今の私たちと考え方や行動のパターンが違っているのだと思います。じゃあどう違ってたのかと言うと難しくなるんだけれど。ただどこかに旅行に行きたいとか、何かを買う、ということにしたって、どういうやり方でそれを達成するのかとか間にどういう人が絡んでくるのかとか、そもそもそういう欲求のきっかけがどこにあるのかということについても違ってくるのでしょう。今の自分たちと違う環境にいる人たちが何を考えてどう振る舞うのかっていうのをリアルにイメージできたら物語ももっと面白いものになるのではないかとおもいました。

2009年4月29日水曜日

セレブリティを観た

高校生のときに観たときは面白くないと思ったけど、改めて観てすごく面白いなーと思いました。
見終わった時の感覚はやっぱりよくわかんないという感じなんだけれど、最後の場面はなんか怖いと感じました。
内容とは関係なくて思ったことだけど、世界がループしてるのが見えて、自分がその中でぐるぐる回ってるのに気付いたときっていうのは発狂する手前なのかもしれないと思いました。輪廻と解脱みたいな。

2009年4月27日月曜日

ホワイテストボーイアライブ

CDが早く欲しいです。キングスオブコンビーニエンスの新しいアルバムが早くでないかなと思っていたら、今はこんな活動をしていたんですね。しかもこれが二枚目みたいで。全然知らなかったョー。
5月発売のコーネリアスのアルバムにも彼らの名前が入ってました。楽しみです。
アニメもおしゃれだ。