2010年5月16日日曜日

『彼氏彼女の事情』が面白いです。何で今まで見なかったんだろうと悔しくなるくらい。レンタルでは飽き足らず、DVD手に入れるために秋葉原探しまわったり、サントラ集めたりと自分でもやばいかなと思うんですが、でもそのくらいいいんです。
 去年エヴァを見てからアニメのサントラにはまってしまって、サントラからアニメを見るという事をしていて、羽田健太郎が音楽を担当したマクロスとかとても面白かったんですが、その他はやはりアニメそのものが面白くないとあまり曲もよさが伝わってこないという感じがしました。鷺巣詩郎が音楽という事でカレカノというのがあるらしいという事を知って、みてみたらすごくよかったんですね。音楽もいいしアニメとして面白いんですね。話は高校が舞台なので同じくらいのときに見てたらもっとはまってたかもしれません。
 フリクリについて、これは今(99年頃)アニメーションでできる表現をすべて取り込んだ作品だというのを誰かが書いていて、ふーんと思って、見て、すげえなと思った事がありますが、今になってみると、フリクリの前につくられたカレカノにこそ当てはまるのではないでしょうか?というくらい表現が多彩で楽しいものになっています。多分書いてもうまく伝わらないので見て欲しいと思います。ユーチューブで全話みれるようですが、できればDVD借りてみてほしいです。というのは、フィルムで作ってるんですね、フリクリは違うので多分最後くらいじゃないでしょうか。その関係で色も鮮やかすぎないフィルムの色合いだし、ノイズが入るんですね、静止している絵が横にぶれたりするという。そういう味わいもふくめて魅力なんです。そして何より、90年代的なノリが何ともいえないいい味を出してるんですね。年配の人にしかわからないかもしれないですが。
 書き過ぎですが、ひとつだけ書かせてもらうと、サントラがとてもいいです。ネット上でサントラはやっぱりエヴァよりカレカノと書いてあるのをのを見かけますが、うん、確かに、と思います。鷺巣さんも結構気に入ってるんだと思います。というのは、「破」の名曲の数々はカレカノから引いているのがとても多いんですね。あんなにいい曲ばかりなのにエヴァに比べてカレカノの曲が顧みられないのは確かにもったいないと思います。ということで是非ご覧ください。




 

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