2011年7月31日日曜日

「今さらだけど見てなかったアニメを見る」の第2弾で、先日のナデシコにつづいて今週はウテナを見てました。現在放送中の「ピンドラ」の監督で独特の表現がある。というはなしを聞いてみて見ることにしたのです。実を言うと最初ナデシコを見たのはウテナと勘違いしてみてしまったのですね。結果としてはどちらも良かったのですが。やはり時代があうのでしょうか。今見ても新鮮ですね。絵はちょっと好き嫌いあるかもしれないですね。キャラクターも好き嫌いがあるかと思います。一人称をボクという女のとか、長髪でシャツのはだけた男とかクサイ台詞とかに抵抗のある人は見れないかもしれないかもしれないですね。でもそういうカルチャーショックみたいなのが新鮮で、へたに最近のアニメをみるより楽しめるかと思います。あと監督の独特の演出というのはそれとは前々別のところで、例えば生徒会室に突然踏切が降りたり、車がピラミッド見たく積み上がっていたりとかうまく言えないですが面白いリズムがあります。

2011年7月18日月曜日

実は今まで見たことなかったんですが『機動戦艦ナデシコ』を見ました。とっても面白いですね。作られたのはエヴァンゲリオンのちょうど後くらいのようです。エヴァのテレビシリースで本筋に関係ない回が何話かあって、とてもゆるうい感じなんですが、こちらは全体的にそんな感じです。戦争していても人情というかそれぞれ登場人物に優しさがあってとてもいい作品です。全話アップされているところもあるのでぜひ。

欲しかったまんがを大人買い、大学の頃果たせなかった夢を実現できました。オークションは便利ですね。それにしても美しい。面白いのは前からわかっているのですが、最近改めて読んで美しいって思ったんですね。線に無駄がなくて、なんというかアルゴリズムみたいな感じで、巻を追うごとにそれがどんどん突き詰められていって、後の方だともう記号みたいになっていくんですね。言い過ぎかもしれませんが。更にすごいのが背景で、特に最初の頃何ですが、どうやって書いているのかよくわからないところがあって、それを確認するためにも単行本が欲しかったのです。ただ、78年から連載が始まって今もなお連載中であるとはいえ、初期の巻はもうほとんど販売していないんですね。古本屋さんをしらみつぶしにあたってちまちま集めていたんですが、やっぱり欲しい巻がそろわなくて、あと古いので初版だったりすると高いんですよね。そんなに古いものじゃないからあるとこにはあるはずなんだけどなあと思っていたら、意外なことにジュンク堂に普通に新品でおいてあったんですね。オークションで見たら結構あって、今はこっちなのかなと思いつつ、買ってしまいました。でもそんなことしたら古本屋のお兄ちゃんに「自分はバンコランが好き」と話しかけられることもなくなってしまうんですよ!