2012年3月11日日曜日

NHKの『3月11日のマーラー』という番組を見ました。2011年3月11日の夜、津波が大きな爪痕を残して去り、東北で被災一日目の夜が迎えられようとし、東京で交通機関が麻痺し、多くの帰宅困難者が家路についていたとき、同じ東京の一角でマーラーの交響曲第5番が決行されようとしていました。奏者はどのような思いで演奏し、100人ほどの観客はどのような思いでそれを聞いたか、当時そこにいた人たちの話を聞きつつそのときを振り返るドキュメンタリーです。
その日やる演目がマーラーの交響曲第5番だったというところが、とても重要たったのだと思います。自分がその場にいたら泣くかもしれないと思いました。
再放送で見る機会があればぜひ。そうでなくとも交響曲第5番を聞きながら1年間を振り返るのもいいかもしれません。

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