2011年11月17日木曜日

パタリロがようやく読了(71巻まで)となりました。巻を経るごとに画風が進化していって、抽象芸術といえるほどの高みに達してしまっているので、初めて読む人は後半のはちょっとと思うかもしれませんが、ところがどうして、物語は後半ほど面白くなっていって絵柄の変化などは全く抵抗を感じないのです。
個人的には20の後半あたりが最高だと思うんですね。また最初の方の巻は非常に勉強にもなります。勉強にもなるといえば、冷戦終結という大きな時代の転換による影響をこれだけ受けた漫画もないかもしれないですね。1巻の初版が1979年で、やはり読んでいくうちに、どんどん89年が近づいていくんだけど巻数としてはまだ半分近く残っていてどうなるんだろうとわくわくしながら読んでました。

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