2011年10月3日月曜日

近所の映画館でグールドのドキュメンタリーを上映しています。特に興味深かったのは、レコーディングの様子が記録されている後編でした。グールドが公演より録音やテレビでの演奏を好んでいたのは知られていますが、それは彼が変わり者だったからではなく、彼の時代にはそういう人はいたようですね。それを話しているのを見たときに、以前見た映画で、戦争の話だったのですが、ラジオや録音専門の奏者の話があったのを思い出しました。 また、夏でも手袋とマフラーを身につけているといった面が有名ですが、普通に話したり冗談を言ったりする様子は、特に27歳の時の記録ということもあって、自分たちとかわらないのだなと思いました。 あと演目のなかにドビュッシー「月の光」の冒頭とそれに基づく即興演奏とありますが、これはぜひもう一度聞きたいです。 それとロビーで盗み聞きしたところによると10月の終わりからグールドに関する別のドキュメンタリーが公開されるようです。

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