2009年8月18日火曜日

大河原邦夫の展示を見に行く

この前大河原邦男の展示を見に行って、すごいなーと思いました。自分が一番注目したのはやっぱり絵をかく技術の高さみたいなところです。書き込み方がしっかりしてて、というのは色の使い方も正しいし、塗り方もはみ出たりとかしてなくて、雰囲気とかでながさないで「きっちり」かいてるといういんしょうです。「アート」が好きな人は逆にそういうところが普通すぎてつまらないと思うかもしれませんね。自分はどう思ったかと言うと、そうやってきっちりと書いたものはやはり単なる絵じゃない作品になってるし、自分もこういう風に書けたらもっと楽しいのにと思います。

 行くまでがとてもあつくて、日光が強くて、帰ったら頭が痛くなりました。

 ほんの最近まで、大河原邦男さんのことは全然知らなくて、なんで知ったかというとケロロ軍曹のテレビを見ていて、キコ・カトヤマという女の子が出ていて、「この変な名前には何かある」と思ったんですね。でインター・ネットで調べたら、どうもカトキ・ハジメという人からとったんだなということがわかりました。でこの人はガンプラの組み立て冊子のモビルスーツのかっこいい解説図とかを書いていて、自分が持ってた奴とかもあって「あーこの絵は小学校のときまねしてかいたことあるなあ」とか思ってまして、でカトキ立ちという言葉があるんだということもわかりました。でもうひとつガワラ立ちというのもあってそれは大河原邦男が書いたほうで、モビルスーツをニンゲンの目線で書いているから迫力があるんだと言うようなこと誰かが書いてました。そういえば最初の頃のガンダムの絵はあじがあっていいよねって思ったなと思ってました。
 ちょうどその頃自分が思ってたのは、もっと人間の目線で普通に絵を書きたいということでした。何かファインダーに収まったような絵ばかりで、大きさとか大きいものでもニンゲンサイズ居合わせてしまってると言うか、頭の中で整理されたような絵になってしまってはいないでしょうか?
 見たものを見たままに、自分がおっきいなーと感じたらその大きさを、広いなーと思ったらその広さを、自分が感じた感覚を素直に各ってことを今自分はしたいと思っていて、だから大河原邦男さんの展示で何かあるかもと思ってたんですが、大きさとかとは別のところで感じるものがありました。
 

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