2009年5月9日土曜日

宮崎駿の新作


 モデルグラフィックスで宮崎駿の雑想ノート「風立ちぬ」が連載されています。別に宮崎駿だからってわけじゃなく、「ふーんこんなことがあったんだ」という感じで楽しめる話です。あとその時代観というか世界観が読み取れるから入り込みやすいのかなと思いました。
 最近思ったのが、その時代にどういうものがあったのかっていうのが少なからずその時代の人の考え方や行動に影響してるんじゃないかと思います。例えばネットがない時代の人は今の私たちと考え方や行動のパターンが違っているのだと思います。じゃあどう違ってたのかと言うと難しくなるんだけれど。ただどこかに旅行に行きたいとか、何かを買う、ということにしたって、どういうやり方でそれを達成するのかとか間にどういう人が絡んでくるのかとか、そもそもそういう欲求のきっかけがどこにあるのかということについても違ってくるのでしょう。今の自分たちと違う環境にいる人たちが何を考えてどう振る舞うのかっていうのをリアルにイメージできたら物語ももっと面白いものになるのではないかとおもいました。

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