2013年6月17日月曜日

もう「風立ちぬ」は読みましたでしょうか。青空文庫でも読めます。また、堀辰雄その人について知るには、室生犀星の「我が愛する詩人の伝記」はよいと思いました。短くまとまっていますし、また近しい人の書いた文章なのでよく伝わってきます。物語では結核の恋人を思う作家について書かれていますが、現実には堀辰雄本人が病と闘いながら書いています。彼を支えた多恵子夫人の人生にも興味が湧いてきます。

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