2013年5月26日日曜日

ビンゴ!シーズン1のラストを飾った、あの美しき「三月の水」はこちらに収録されています。結構探しました。お店ではあんまり見かけませんがアマゾンにはありますよ〜。

終わったかと思ってた「シュガーマン」がまだやってた!ので速攻で自転車漕いでみてきました。いやーほんとに良いですよ!これは。こんなに美しい話があったなんて。5月31日まで見れますのでゼッタイ観てくれよなッ!
...とはいえ誰も観ないと思うので、多少のネタバレを恐れずに感想をいいますと、美しいと思ったのは、彼の復活劇ではなく彼の生き方そのものなんですね。再び評価されたとき、彼が言ったのは、「やったぜ!これが本当の俺なんだ」ではなくて「自分は人生を二度生きた」だそうです。音楽で生きていくことをやめてから、家の解体や廃屋の掃除などをして生活していたのですが、三人の娘には「貧しくても魂は美しく」と教え、図書館や美術館によく連れて行ってくれたそうです。脚光を浴びることになっても普段の生活を変えず、得た収益のほとんどは家族や貧しい人に贈ったといいます。
彼は大学のときに哲学を学んでいたそうで、彼の生き方や、彼の素晴らしい詩には彼が哲学から学んだことが現れているのではないか、とも思いました。
大学のときに哲学の授業で、「哲学は他の学問と違って何かの役に立つ訳ではない。けれども哲学を学んだ人は人生を誤らない」というようなことを言われたことを思い出しました。

母と兄のおすすめということで、吉祥寺に佐々木マキさんの展示を観に行きました。原画を見るっていうのは、印刷物を所有すること以上に勉強になります。すごく丁寧に書かれていて、ペンで引かれた線がとてもきれいなんですね。それはやっぱり初期の「うみべのまち」から丁寧に書き続けた結果なのでしょう。はじめの頃の作品も見れるのは貴重でした。
誰も足を運んでなかった常設展もとても良かったです。メゾチントという動画の技法について解説付きで展示してあり非常に興味深かったです。

2013年5月5日日曜日

東大も農大も行ってきたところですが、そもそもきっかけだったのはこの本だったんですね。昔奥本大三郎訳のファーブル昆虫記を買ってもらって読んでたのですが、そこに出てくる絵とか、理科の教科書とかに載ってる標本の絵って細かくてきれいだなーって思ったことはないでしょうか。この方はまさにそういう絵を描いていて、どうやって描くんだろうと不思議に思っている人にはまさに当てはまる本になっています。
生き物の描き方とありますが、描画に関するテクニカルな話はメインではありません。大半は、描く対象となる生き物にどう対峙するのか、ということが本人の経験をもとに描かれています。例えば、なんでこれをスケッチするのか、多分記録する必要がある特徴なり特異な点があるからこそなのですが、それがわかってないといけないし、また、どうやってスケッチするのか、足はどこから何本生えているの?とかいうことがわかってないと、あのような、きれいで明晰な形にはならないのだと思います。
体の構造をわかってないと、とりあえず見たままに描こうとしてしまいますが、それでは曖昧な絵になってしまうのだと思います。自分も蝶を描いたことがありますが、汚くなってしまうんですね。そのまま描くのとは違うんだ、というようなことをご本人も「ウソをつけ」という言葉で述べていますが、自分はそういうことなのだと思いました。
あと、絵とは関係ないのですが、昆虫の体の構造についてとても面白いことが書いてあって、参考文献を見ると『昆虫の誕生』という本に詳しく書いてあるらしいので、そちらもぜひ読んでみたいと思いました。


東京大学総合研究博物館にいってきました。盛口さんの本に感化されて生き物を描きたいなと思ったのと、東京大学に膨大な剥製のコレクションがあるらしいとの話を聞きつけてというのがきっかけです。
実際には、現在企画展示されているのは人骨と古生物の化石とニュージーランドの民族の槍の展示のみで、剥製はありませんでした(ものすごい大きな馬の剥製は一頭ありました。)。確かに事前に調べたところでは、コレクションがあるとは描いてなかったのですが、もしかしたら常設展示とかでないのかなーと期待していたんですが、あてが外れてしまいましたね。ただ、古生物の研究の歴史の深さには興味深いところがありました。古生物の研究が始まった頃ってどんな風に発掘とか分析とかやってたんだろうな、と想像が膨らみます。
東京大学のコレクションが見れるところは3カ所ありまして、この本郷の博物館の他に小石川植物園内に分館があり、今年3月にはJPタワーにも新たに展示スペースが開かれたようで、そちらもぜひ行ってみたいです。調べてるうちに骨格とか剥製が見たかったら小石川分館に行くべきだったんじゃないの?と思い始めました。ところが今は休館中らしいのですね。

2013年5月4日土曜日

にわとりの剥製のコレクションがたくさんあるとのことで、自転車を漕いで東京農大の食と農の博物館に行ってきました。やっぱり先日の東大もそうでしたが、展示しているというよりおいてあるっていう感じですね。通りかかった人が見るっていう。無料とはそういうものかもしれません。でも珍しい標本がたくさんあってとても興味深かったです。
そのあとついでに向かいの馬事公苑にいってみたんですが、ああこっちがメインなんだなと思いました。ちょうど連休中はイベントをやっていて乗馬の競技とか見れたそうなんですが、あいにく終わった後だったんですが、夕方の祭りのあとの雰囲気がそれはそれで良いなって思いました。
スキーに行ったときも思ったのですが、やっぱ好きな人っていうのがいて、ちっちゃい子から大人まで馬に乗る人たちがいて、そのひとたち向けに乗馬グッズの露店がいっぱい立ってたり、馬の世話する人たちがいて、こういうコミュニティが存在するんだなーというのが見れて面白かったですね。





































2013年5月3日金曜日

アイコンはこんな感じにしようかな〜?とかね。ガワを作るのは楽しいねー。

ベーコンの展覧会に行きました。ぐにゃぐにゃの顔は奇妙ですがなぜかいいなって思うんですね。それがなぜかわかないのですが実際に対面してもやはり良くわかりませんでした。おそらく顔とか何を書いているのかということとは別だと思うんですね。
17歳のときに道に犬のうんこが落ちていて、それを見たとき「これが人生だ!」と思ったらしいですが、すごいなーと思いました。自分は高2のときにそんなことは考えていませんでした。高2の時はまんがを書いてにやにやしてたくらいで、人生についても大学はどこにしようかというくらいで、その先は何も考えてなかったと思います。だから道ばたの犬のうんこだったとしても、人生について何かを見いだすことができた(見いだそうとした)ということに、素直にすごいなと思いました。
ついにここまできました。足掛け1年弱!長かった〜。映像ができるということは音声はもちろん!ということです。ただしローカルエリア上なんで、本当はまだ完成ではなくて、あと少しやることはあるんですね。あとアプリの作り込みとかも残ってますが、このあたりは好き勝手にやればいいので楽しい作業です。