2013年4月27日土曜日

ジャンゴのチケット買ってたのに昨日で終わっちゃったよー

2013年4月24日水曜日


8Kのテレビを見る機会がありました。100インチくらいあるでっかいモニターだったんですが、引きの映像でも人の顔がはっきりと見分けられてすごいなーと思いました。もし8Kの時代になったら、それは単に映像が大きくなるということではなく画角が広がるということなのかもしれません。上下左右に大きく余白をとって、そのスペースでネットを見たりビデオチャットしたりできるというのも一つの活用方法になるかと思います。
ただ、少し疑問に思うのは、もしそういうことが可能となった場合に、映像の送り手はどうやって対象を捉えていくのかということです。大きい画面で見ている人と小さい画面で見ている人に同じ映像を送るのは、適当ではありません。幾ら8Kであっても小さい画面で引きの映像を見せられてはよくわからないし、逆に大画面で人の顔のアップを見せられると画面が持たないと思います。
では、画面の大きさに寄って映像をかえるということが、今までの放送で考慮されてきたかというとされてこなかったですし、今の8Kの議論の中でも検討されていないと思います。ただ、今は4インチから80インチの幅でものを見ています。ウェブや電子書籍では、既にデバイスによって適切な見せ方をすることは行われています。
もし画面サイズに応じた映像を実現するとした場合、それを放送でやるのは困難です。画面サイズの数だけチャンネルを用意する必要があるんですが、そんな伝送容量の余裕はないでしょう。伝送容量を無駄にせずやる方としては、例えば画面サイズごとに切り取る画角の情報をタグとして放送波に混ぜ込んで一緒に送るとかでしょうか。