2012年10月21日日曜日


情熱のピアニズムを見ました。彼の人としての側面がよく描かれていました。自分としては、彼の演奏がどう変化したのかというところをもっと良く知りたかったし、聞きたかったので、ちょっと退屈かなと思った所もありましたが、それでも彼が自分の体の弱さを誰よりも自覚していて、人の何倍も一生懸命生きた彼の生き様が非常によく伝わってきました。
「小さい頃からピアノの鍵盤が歯に見える。演奏前、ニタニタと笑うその歯を見せて『どうだ、弾きこなしてみろ』と笑いかけてくるように見える」という言葉が印象的でした。南仏人らしく言うことが大げさで、また常に人を楽しませることに執着していたため、話半分に聞かないといけない、という人だったようですが、この言葉は本当だと思いました。

2012年10月10日水曜日

月曜日はDCPRGのライブに行ってきました。演奏はとても良かったですが、この時期の野外は危険ですね。どうも風邪を引いてしまいました。

2012年10月1日月曜日

会田誠の展示が11月に森美術館であるのに合わせて寄付を募っているようです。興味のある方は参加してみてはいかがでしょう。自分は、なんていうか、森美術館に何の恨みもないんですが、だめなんですね森美術館が。

同じ11月にユーロスペースでドキュメンタリーの公開があります。



昨日飲んだ人は、小さい頃なりたかった仕事に就いていて、偉いですね、と言ったら、「偉くないですよ。自分はやりたいことをやっているだけ。」と言われてしまいました。ふだん周りには自分の仕事の大変さを自慢し合っているような人ばかりだったので、かっこいいと思いました。見習おうと思います。
ちなみに実家の方ではえらいという言葉は「秀でている」と「大変である」の二重の意味があって、その境界は曖昧です。東京には「秀でている」という用法しかないようで、気をつけたつもりだったんですが、その人の使い方も曖昧でしたね。